若手演出家コンクール特別公演
「令嬢ジュリー Miss Julie」
2022.12.1 (Thu) − 12.4 (Sun)
Casa Tana
脚本:ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ
翻訳・演出:下平慶祐
イントロダクション
往年の名作に話題の新人たちで挑む完全新訳作品
本作の主人公である令嬢ジュリーを演じるは、今年文学座の座員に昇格した新劇界の新鋭とも言うべき平体まひろ。
多くの舞台で精力的に活動し、海外にも居住経験のある彼女が先陣を切ってこの戯曲を深めていくことだろう。
もう一人の主人公であり、ジュリーの召使いでもあるジャンを演じるは萩原亮介。
平体と同じ文学座所属で緻密な役作りに定評のある彼が、計算高く大きな野望を持つこのジャンという男を演じることで物語を更に彩る。
ジュリーとジャンに振り回される召使いのクリスティンには秋元康氏が手掛ける劇団「4ドル50セント」から堀口紗奈を抜擢。
演出は今年の若手演出家コンクールに選出中の下平慶祐が務め、
自身のニューヨーク出身のルーツやドラマトゥルクとしての経験を活かしながら翻訳にも挑戦。
舞台映像は話題のImmersive Museumを作り上げたDrill、
照明はASG所属で帝国劇場作品の常連・関口大和。
美術には古謝里沙、音楽は加藤俊一と、普段から下平作品を支えるメンバーも顔を揃える。
脚本賞・演出賞の受賞経験のある下平を筆頭に、
男性と女性、上層階級と下層階級の対立、
現代にも通ずる様々な問題を取り扱うストリンドベリの名作に挑みます。
どうぞご期待下さい。
ストーリー
物語は、異教の時代から続く夏至祭、聖ヨハネの夜に始まる。
スウェーデンの伯爵令嬢であるジュリーは自由奔放な性格の持ち主。
彼女は二週間前に婚約が破談になってしまい、様子がおかしいようだ。
彼女に仕えるは、外面は従順だが、内面は計算高い下男のジャン。
彼は令嬢ジュリーの召使いのクリスティンと婚約しているが、
叶えたい夢もあった。
実話に基づく「自然主義悲劇」
出演
平体まひろ / JULIE
Mahiro Hiratai
所属:文学座
誕生日:11月19日
出身:北海道
この戯曲を翻訳し上演したいとお話をいただいた時、友人でもある下平さんの新たな覚悟を感じ、是非そのチャレンジを共にしたいと武者震いしました。このような役を私が演じることはこれから先一切ないかもしれません。そのような機会を楽しみながら、下平さんと、素晴らしい俳優のお二人と、物語の世界を深く探っていきたいです。
萩原亮介 / JEAN
Ryosuke Hagiwara
所属:文学座
誕生日:12月10日
出身:大阪府
お話を頂き戯曲に目を通した時、この物語に立ち向かってみたい、ジャンという役に今付き合うことを逃すと後で後悔するなと直感して、すぐに是非やらせて下さいとお答えしました。そういう役に出会える事は俳優をやっていて、結局一番幸せだなと改めて思います。詩的でドラマチックで、それでいてスリリングな作品になればと思っています。
堀口紗奈 / KRISTIN
Sana Horiguchi
所属:劇団4ドル50セント
誕生日:3月31日
出身:大阪府
はじめまして、堀口紗奈です。私は海外戯曲の作品に参加するのは今回が初めてで、自分としては挑戦です!実り多い日になる事間違いなしなのでとても楽しみです。そしてギャラリーでの三人芝居はとても刺激的でワクワクします!皆さんに楽しんで頂ける作品になるよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
日程
Casa Tana(最寄り:自由が丘駅)
2022.12.1 (Thu) - 2022.12.4 (Sun)
チケット
一般:4000円(全席自由)
※チケットに関するお問い合わせは【missjulieproject@gmail.com】までお願い致します。
アクセス
Casa Tana
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-23-15
東急東横線自由が丘駅正面口 徒歩5分
東急大井町線自由が丘駅正面口 徒歩5分
諸注意
<チケットについて>
主催都合ではないチケットの返金はお断りしております。ご理解のほどよろしくお願い致します。
<公演について>
上演時間は約90分(休憩なし)を予定しております。
開場は開演の20分前です。当日券受付も同時刻に開始致します。売り切れ次第終了となります。
車椅子でのご観劇を希望される場合は事前に【missjulieproject@gmail.com】 までご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
大きなお荷物は受付にてお預かり致します。お預けご希望のお客さまはスタッフまでお声掛けくださいませ。
<遅刻について>
到着が開演直前となる場合や、遅刻をなさる場合は【missjulieproject@gmail.com】までご連絡お願い致します。
<祝い花について>
本公演では、スペースの都合上、お客様からの祝い花・楽屋花を受け付けておりません。ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
キャスト
平体まひろ
萩原亮介
堀口紗奈(劇団4ドル50セント)
スタッフ
脚本:Johan August Strindberg「Fröken Julie」
翻訳・演出:下平慶祐
美術:古謝里沙
照明:関口大和
映像:Drill
音楽:加藤俊一
音響:橋村泰星
衣装協力:鶴岡寛恵
プロデューサー:南田憲太朗
協力
カーサタナ
文学座
劇団4ドル50セント
エイベックス・AY・ファクトリー合同会社
Drill
株式会社アート・ステージライティング・グループ
もぴプロジェクト